土地購入で大切なこと:用途地域 一覧(12種類)
土地というものは購入すれば何の規制もなく
建物を建てられるのか…というと
実はそうではありません(自分の土地であってもですよ)。
細かな条件は、土地の用途地域によって決められています。
今回はその12種類もある用途地域の紹介です。
住居系
1.第一種低層住居専用地域
2.第二種低層住居専用地域
3.第一種中高層住居専用地域
4.第二種中高層住居専用地域
5.第一種住居地域
6.第二種住居地域
7.準住居地域
商業系
工業系
上記の用途地域の中で、実は工業専横地域だけは
家を建てることができません。
工業専用地域は、上記の画像でもわかる通り、
工場萌えしそうな地域・・・ではなく、
煙が出ている地域なので健康上の理由から
住居の制限をかけているものと思われます。
まぁ~好んで立てようと思う方もいないとは思いますが…。
用途地域は基本的に生活する場所、商業する場所そして工場が
混在しないために行政が決めています。
ただし住居系である住居専用地域であるから
何でもかんでも大丈夫・・・というわけではありません。
・・・というのも、道路を挟んだ向かいや隣が
商業地域(基本的には近接商業地域でしょうが…)や準工業地域
になっていることが結構あります。家が建て住み始めたら、
道路を挟んだ隣にパチンコ店が建設されることになった
…という例も意外にあるようなので、検討している土地だけではなく
周辺も調べる必要がありますね。
他には、昔工場があった準工業地域だけれども、
工場が閉鎖になって更地となり(開発)分譲地になった土地
というのもあります。この場合は(開発)分譲地が土地を
埋め尽くす場合が多いので、準工業地域であっても
比較的安全です。ただし用途地域の名目だけではなく、
気になる土地があれば実際に足を運ぶことも大切ですね。