土地を購入・契約する前に調べること(覚書)

to96chinai

家を建てよう・・・と、思い立ったとき
土地探しから始める方が大半を占めます。
当然、希望はあるもので

  • 通勤、通学に便利な土地
  • 安くて自然があって落ち着く土地

あたりがよく土地の条件だと思います。

そう言っても、都会になればなるほど
値段が高くなるばかりか通学や通勤、買物に
便利な土地もなかなかないものです。

土地の値段には敏感な人も、土地にかかる
付随工事費には無頓着であったりします。

そうならないためにも調べることがあります。
まずは、昔の地名や地目は何であったのか?
・・・ということです。
開発分譲地にはオシャレな名前がついていますが
その土地の特徴を表していないので、役所行って
昔の地名や前の地目を確認してください。
地目:不動産登記法上の土地の用途による分類

現在でも過去でも谷や川、澤などがある土地は
地盤が弱いので地盤補強工事・地盤改良工事
に大きな出費
がかさむことになります。
それは地目が田んぼや畑の場合も同様です。

今は住居地域になっていても、
以前は田んぼや畑だった
・・・なんてことはよくあります。
土地もいいものが手に入っても、
地盤改良工事の費用のために、
家は我慢する羽目になった・・・では
せっかくの家作りが後ろ向きになりますから、
不動産屋の営業マンにコキを使ってでも確認するべきです。

候補地域が決まったら、ネットの情報や新聞のチラシ
新聞の広告を調べて知識を蓄えておき、
気に入った土地があれば足を運ぶことも必要です。
それも1度や2度ではなく、時間帯をずらして何度か
足を運んだほうが色々な特徴を見れるため良いです。

いきなり不動産屋に飛び込むと営業トークに惑わされます
変な営業トークに騙されて劣悪な土地を買わされないためにも
不動産屋は知的武装と情報武装してから望むことを
心得ておいてください。

・・・というのもハウスメーカーは家が建て終わった後も
アフターメンテナンスという形で関係が続いていくことになりますが、
不動産屋とは購入後は一切付き合いがないので、
業者の中には「売ったもん勝ち」と考えている
方が結構多いです(少なくないんです)。
「私に限ってそんなことはない」
・・・という素人の無駄な過信は捨て去ってください。

劣悪な土地を高値で買わされて、住みたい土地にも住めず
建てたい家も物理的な条件で建てられなかった
・・・なんてことは往々にしてあります。

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ